御本尊は早めに用意しましょう

■位牌とは
亡くなられた方の霊をまつるため、戒名などを書いて、仏壇や位牌段に安置する木製の牌をいいます。もともと中国から伝わり、江戸時代以降庶民に広がりました。日本では精霊は木や石に宿るという考えがあり、先祖を大切にする日本人の大切な供養方法として定着しました。

 

■「白木の位牌」と「本位牌」
仏教のお葬式では、お寺から戒名を書いた「白木の位牌」を頂きます。これは「仮の位牌」で、四十九日までに「本位牌」を用意します。本位牌は、漆を塗った光沢のある「塗位牌」「黒檀位牌」「紫位牌」など木の素材を生かして作られた「唐木位牌」などがあります。四十九日が終わると、白木の位牌は寺院に戻すなどして、本位牌を仏壇に祀ることになります。

 

■購入するときは
基本的に、宗派によって位牌の形の指定があるわけではないので、判断が付かないときは仏壇店や葬儀社に相談するのがよいでしょう。大きさはご先祖が祀られている場合ご先祖よりも大きい位牌は作りません。
※基本はご先祖様と同じ大きさで、位牌の種類は異なってもかまいません。

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